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敷金礼金なし物件は本当にお得?初期費用を抑えるための注意点と選び方

お役立ち情報

はじめに

賃貸物件を探す際、「敷金礼金なし」の文言には目が留まりやすいのではないでしょうか。
引っ越し、新生活は何かと入り用なので、初期費用を抑えられるのはとても助かります。

しかし、実際には「敷金礼金なし」とあっても「初期費用ゼロ」とは限らず、家賃の設定や退去時の負担によって総合的なコストが変わります。

そこで、当記事では敷金礼金なしはやめたほうがいいのか、初期費用を抑えるポイントや注意点、安心して住むためのコツを分かりやすく解説します。

これから物件探しをする方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

結論:敷金礼金なしはやめたほうがいいの?


敷金礼金なし物件は、場合によってはトータルコストで見ると敷金礼金有りの物件よりも高くなる可能性があります。
ですが、管理体制や契約条件が明確なら選択肢の1つとしては十分にあり、というのが結論です。

敷金礼金なしの仕組みには便利な面もありますが、「初期費用を抑える」ことだけに注目すると、思わぬリスクを見落とす可能性があります。

例えば、信和シリーズのように自社開発されていて、管理体制が整った物件・かつ契約条件が明示されているなら敷金礼金なしの恩恵を受けやすいでしょう。

とはいえ、どんな物件であっても契約書や退去精算のルールは慎重に確認しなければなりません。

まずは当記事で解説する「なぜ敷金礼金なしにするのか」「メリット・デメリット」「注意点」を順に見ていきましょう。

なぜ不動産会社は敷金礼金なしにするの?


そもそも、なぜ敷金礼金なしが可能なのでしょうか?
ここからは、敷金礼金なし物件が運営できる理由について見ていきましょう。

自社開発だからこそできるコスト削減

自社開発力を持つ不動産会社では、管理コストや広告コスト、中間マージンなどを自社内で抑えられます。

そのため、敷金礼金をゼロにできる余地が生まれるわけです。

例えば、信和シリーズの場合、建築や設計を一貫して手掛けることにより外部でかかる費用を抑えられ、募集条件で初期費用を抑える設定がしやすいのです。

敷金礼金なし物件をお求めの方は自社開発している不動産会社を選ぶことをおすすめします。

時代に合わせた「初期費用を抑える」ニーズ対応

最近では時代に合わせ、初期費用を抑えられるようにしている不動産会社も珍しくありません。

■初期費用を抑えたい若年層・単身世帯の増加
現代は、就職や転勤、ライフステージの変化で引越し頻度が上がっています。

特に、若年層や単身世帯では「初期費用をなるべく抑えたい」という意識が顕著で、こうした需要を取り込むために敷金礼金なしを選択肢として提示する物件が出てきました。

また、賃貸市場での競争が激化しており、差別化手段として敷金礼金ゼロもしくは費用を下げられる提案を打ち出すケースも珍しくないです。

■引越しのしやすさを重視するライフスタイルに対応
入居時のコストを抑えられると、住み替えをはじめ転勤や転職へのハードルが下がります。
中でも、ライフスタイルを重視する層にとって、ライフスタイルに柔軟に対応できるという点は魅力的です。

不動産会社の中には、こうした層を取り込む意図で、敷金礼金なし物件を用意しているところもあるでしょう。
初期費用を抑える背景には、入居者の多様なライフスタイルに柔軟に対応したいという目的があります。

敷金礼金以外が相場よりも高い場合も

敷金礼金をゼロに設定する代わりに、家賃や保証料、クリーニング費、仲介手数料が安くないパターンもあります。

敷金礼金なし物件は初期費用を抑えられるのが嬉しいところですが、他の部分でコストがかかってくるケースもあるため、慎重に判断しましょう。

敷金礼金なしのメリットデメリットを紹介!


ここでは、敷金礼金なしのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

敷金礼金なしのメリット

■初期費用が抑えられる
文字通り、敷金礼金なし物件は、敷金や礼金を支払う必要がないため、入居初月の支払い総額を抑えられます。

手持ち資金が十分でない方をはじめ、若年単身世帯や転勤者にとって大きなポイントです。

■比較的すぐに入居できる
敷金礼金なし物件は、そのぶん審査や精算のハードルが低くなるため、契約手続きがスムーズに進みやすいです。

入居までのタイムラグを短縮できるので、すぐに引っ越したい人にも向いています。

■無駄な費用がかからず、家計に優しい
敷金礼金なし物件は、無駄な費用がかかりません。

また、家計にも優しく、敷金礼金のトラブルや返還交渉に悩まされるようなケースを回避できます。
貸主・借主の双方にとって解釈争いが生じにくい構造というのも魅力の1つです。

敷金礼金なしのデメリット

■退去時にクリーニング費が必要な場合もある
敷金礼金なし物件だからといって「退出時にも費用がかからない」わけではありません。

例えば、ハウスクリーニング代、清掃費、クロス張替え、建具修繕、床補修などの請求が発生する可能性があります。
国土交通省が示す「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によれば、入居者の故意・過失による損耗、善管注意義務違反分は借主負担となるのが一般的です。

一方で、通常の経年劣化部分は貸主負担とされるべきとの考え方が示されています。
これらは、契約書上特約があれば別扱いになるため、それぞれの契約書の文言は徹底して隅々までチェックしましょう。

■退去費用や家賃など敷金礼金以外が相場より高い場合も
敷金礼金なし物件では、以下のような形で他の費用にコストが上乗せされている場合があります。

・家賃を相場より若干高めに設定する
・保証会社利用料を高めに設定する
・火災保険料を高額に設定、または保険の上乗せ規定を設ける
・退去時のクリーニング代を高めに設定する
・仲介手数料の割引なし、もしくは割高に設定する

以上のように「敷金礼金なしの物件=安い」とは言い切れないため、検討する場合は周辺相場と比較し、全体の費用で見ていきましょう。

また、ゼロゼロ物件と呼ばれる敷金礼金なし物件には、募集に際して空室対策の意図が含まれているケースも。長期間空室の部屋は、何かしらの不便さがあるかもしれない、という見方もできなくはありません。

それでも、これらの物件は引っ越しの初動がスムーズになるので、総合的な利点と欠点を比較検討してからお選びください。

敷金礼金なし物件はここだけ注意すれば問題なし!


ここからは、敷金礼金なし物件で特に注意すべきポイントを見ていきましょう。

退去時費用の確認を忘れずに

先述した通り「敷金礼金なし=完全に費用ゼロ」ではないため、退去時のクリーニング費や原状回復費の扱いを事前に確認しておくことが重要です。

・契約書に「退去時清掃費」「原状回復義務」「クロス張替え」「床の補修」といった項目がどう定められているか
・クリーニング費用の見積もりはどうなっているか
・入居時に損傷や汚れがあれば写真などで記録し、確認リストを交わす(国交省ガイドラインでも推奨)
・退去後の敷金返還時期や精算方法(大半は明け渡し後に算定・返金)はどうなっているか

上記の項目を曖昧にしておくと、入居後や退去時にトラブルが生じやすいので、事前に確認することをおすすめします。

家賃保証や火災保険の加入をチェック

大半の敷金礼金なし物件では、家賃保証会社の利用が必須とされ、それに対する保証料が別途かかります。
この保証料が高額な場合もあるかもしれません。

また、火災保険(家財保険)加入も通常必須です。
まずは保険料や掛け金構成を確認して、無駄な上乗せがないかご確認ください。

なお、保証会社や保険制度は、貸主・管理会社側から見れば家賃滞納や補償リスクを下げる手段でもあります。
そのため、これらが適切に運用されているかを確認しておくことも重要です。

信頼できる管理会社を選べば安心

信和シリーズのように、自社開発を前提に契約条件や費用を明確に提示している不動産会社であれば、敷金礼金なし物件でも安心して契約できます。

具体的には「管理規約・契約書に清掃費上限や修繕責任範囲を明示している」「不透明な特約を設けていない」「退出精算の実績・事例を開示できる」という点に信頼性があるわけです。

入居を希望している方は、まず過去の退去精算例を確認したり、管理会社の対応実績を問い合わせたりしましょう。

敷金礼金なし物件で初期費用を抑えるためのポイント


次に、敷金礼金なし物件で初期費用を抑えるためのポイントについて見ていきましょう。

敷金礼金以外の費用もチェック

まずは「敷金礼金がゼロ=お得」と盲目的に判断せず、トータルコストの観点から以下を合算して比較検討してみてください。

・仲介手数料(上限は法定で家賃1か月まで)
・保証料(家賃保証会社の利用料)
・火災保険料/家財保険料
・前家賃(日割り家賃、入居月家賃)
・入居前清掃費や鍵交換費用
・引越し費用など実質的な準備コスト

以上をトータルで見て「最終的な支出額」が他物件と比べてどうなるかを確認しておくと安心です。

また、家具・家電が備え付けられた物件を選べば、その分の初期費用(エアコン・洗濯機・冷蔵庫)を削減できます。
これら敷金礼金なし物件と家具・家電付きという組み合わせは、頻繁に引越しする人や単身赴任する人にとって魅力的な選択肢です。

キャンペーンや特典を活用する

不動産会社や入居時期によっては、入居促進のためのキャンペーン(例:家賃1ヶ月無料、仲介手数料割引、フリーレント、ポイント還元など)を実施していることがあります。

信和シリーズでも、入居キャンペーンを随時展開しており、敷金礼金なしと組み合わせることでよりお得になる可能性も。

まずは物件一覧や募集広告をこまめにチェックし、特典付き物件を見逃さないようにすると安心です。

敷金礼金ゼロ物件を選ぶなら

敷金礼金なし物件は、初期費用を抑えたい方にとって魅力的な選択肢ですが、契約内容や退去時の費用など、見えにくい部分に注意が必要です。

物件選びでは「安さ」だけでなく、「安心して住めるかどうか」を基準に、総合的に判断することが大切です。

信和シリーズは自社開発物件なので敷金礼金なし!


敷金礼金なしの物件を探すなら、信和シリーズの自社開発物件がおすすめです。
例えば、代表的な物件としては以下のようなものがあります。

・THE MUSIC COURT
・スプランディッド茨木天王
・スプランディッド本町東DUE

上記の物件は設計段階からコスト設計を考慮しており、初期費用を抑え、管理や契約条件を明瞭にする配慮を行っています。

入居希望者には物件ごとの敷金礼金なしの適用条件、退去時精算ルール、過去の精算実績などを個別に案内しています。安心して入居できるよう、不明点は遠慮なくお尋ねください。

THE MUSIC COURT


大阪市西区に位置する「THE MUSIC COURT」は、音楽をテーマにした防音性能の高い賃貸マンションです。
自社開発物件のため敷金礼金なしでも安心の管理体制を整えており、楽器演奏が可能な専用設計を採用しています。

初期費用を抑えつつ、趣味と生活を両立したい人はぜひご検討ください。

THE MUSIC COURT

スプランディッド茨木天王


「スプランディッド茨木天王」は、JR・阪急の2路線が利用できる交通利便性に優れた人気エリアの物件です。

自社管理による明朗な契約内容で、退去時の費用も明確に提示。
敷金礼金なしでもハイグレードな設備(オートロック、宅配ボックス、Wi-Fi完備など)を備え、初めての一人暮らしにも安心です。

スプランディッド茨木天王

スプランディッド本町東DUE


大阪都心・本町エリアに立地する「スプランディッド本町東DUE」は、ビジネス街へのアクセスに優れた都市型マンションです。
敷金礼金なしでありながら、最新の防犯設備やスマートな内装など、単身者・転勤者から人気を集めています。

信和シリーズならではの自社開発品質で、初期費用を抑えつつ快適な都心生活を実現できるのが魅力です。

スプランディッド本町東DUE